
「利尻島で釣りをしてみたいけど、どこに行けばいい?」「初心者でも釣れるのか不安」——そんな方のための記事です。
結論から言うと、利尻島は港釣りでも十分に釣果が出るエリアで、サビキ釣りから始めれば初心者でも釣りを楽しめます。初めての方は、沓形港でサビキ釣りから始めるのがおすすめです。
ただし風や足場の影響を受けやすいため、釣り場選び・時間帯・装備で釣りやすさが大きく変わります。この記事では「どこに行くか・いつ行くか・釣れない時どうするか」まで解説します。
釣りに必要な道具は、事前に揃えておくと安心です

利尻島の釣りの特徴
利尻島は北海道北部に位置する日本海の離島で、利尻山(標高1,721m)がそびえる自然豊かな島です。島全体が利尻礼文サロベツ国立公園に含まれており、海の透明度も高く、魚影の濃い釣り場が点在しています。
釣り場としての最大の特徴は以下の2点です。
- 風が強く体感温度が下がりやすい:年間を通じて風が強く、晴れていても体感温度が急激に下がることがあります。
- 港でも水深があり魚影が濃い:離島ならではの豊かな海洋環境で、港の足元でも大型の魚が狙えます。
利尻島では”風に負けない装備と判断”が重要です。風・足場・移動の3点を意識するだけで、釣りやすさが大きく変わります。
利尻島で釣れる魚とシーズン
| 魚種 | ベストシーズン | 主な釣り方 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| チカ | 春〜秋(通年狙える) | サビキ釣り | ★☆☆ 初心者向け |
| カレイ | 春(4〜6月)・秋(9〜11月) | 投げ釣り | ★★☆ 中級者向け |
| ホッケ | 春(4〜5月) | 投げ釣り・ウキ釣り | ★★☆ 中級者向け |
| アイナメ(アブラコ) | 通年(春・秋が特に良い) | 投げ釣り・ワーム | ★★☆ 中級者向け |
| ソイ・ガヤ | 通年(夜釣り有利) | ルアー・ワーム・胴突き | ★★☆ 中級者向け |
| クロソイ | 秋〜冬 | ルアー・胴突き | ★★☆ 中級者向け |
| ヒラメ | 夏〜秋(6〜10月) | ルアー | ★★★ 上級者向け |
港釣りでもチカ・カレイ・アイナメは十分狙えます。初心者はまずサビキでチカを狙うのが最も確実です。
港ごとの使い分け(迷いを消すパート)
沓形港(初心者・ファミリー向け)
【狙える魚】チカ・カレイ・アブラコ・ホッケ
【ベスト時期】春〜秋
【釣り方】サビキ釣り・投げ釣り
- 車でアクセスしやすく、足場が安定している
- 港内の内側はサビキ釣りがやりやすい
- カレイ・ホッケ狙いの投げ釣りも安定しやすい
- 近くに釣具店「つり具のマリン」があり仕掛けの補充が可能
迷ったら、まずは沓形港から始めるのが一番失敗しにくいです。初めての利尻釣行なら迷わずここを選んでください。
鴛泊港(魚影重視・少し慣れた人向け)
【狙える魚】クロソイ・ホッケ・カジカ・ガヤ
【ベスト時期】通年(冬は防寒対策必須)
【釣り方】投げ釣り・ルアー・夜釣り
- フェリーターミナルがある島の玄関口でアクセス良好
- 大型のクロソイやホッケの実績あり
- 魚影が濃く、サイズ狙いも可能
- 釣果重視ならここが最も期待できる
仙法志エリア(条件が良い日に)
【狙える魚】ソイ・アイナメ・ヒラメ
【釣り方】ルアー・フカセ釣り
- 磯場が広がる上級者向けのエリア
- 波や風の影響を直接受けやすい
- 条件の良い日に無理せず行く場所
初心者は仙法志エリアには無理に行かず、沓形港・鴛泊港から始めてください。
| スポット | おすすめ対象 | 主な釣り方 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| 沓形港 | 初心者・ファミリー | サビキ・投げ釣り | ★☆☆ 簡単 |
| 鴛泊港 | 中級者・釣果重視 | 投げ・ルアー・夜釣り | ★★☆ 普通 |
| 仙法志エリア | 上級者・条件の良い日 | ルアー・フカセ | ★★★ 難しい |
釣りやすい時間帯
利尻島では時間帯も釣果を大きく左右します。
| 時間帯 | おすすめ釣り方 | 理由 |
|---|---|---|
| 朝まずめ(日の出±1時間) | サビキ・投げ釣り | 魚の活性が最も高い。チカ・カレイともに狙いやすい |
| 昼間 | 投げ釣り | 足場の良い港でのんびり底物狙い。カレイが安定 |
| 夕まずめ(日没±1時間) | サビキ or ルアー | 回遊魚の活性が再上昇。チカ・ソイのチャンス |
| 夜間 | ルアー・ワーム | ソイ・ガヤなど根魚は夜に活性が上がる |
朝まずめと夕まずめは、初心者でも釣果につながりやすい時間帯です。この2時間帯を狙って釣行計画を組むだけで、釣果が大きく変わります。
初心者向けの釣り方
サビキ釣り(最優先)
チカ・イワシを狙う最も簡単な釣り方です。エサをカゴに入れて仕掛けを垂らすだけで、群れに当たれば短時間で複数匹釣れることもあります。港で安定して釣れるため、まず1匹釣るならサビキ一択です。
投げ釣り(保険として有効)
カレイ・アイナメを狙う釣り方。仕掛けを投げて待つだけのシンプルな釣り方で初心者でも扱いやすいです。サビキが外れた時の保険としてかなり有効で、1本持っておくだけでボウズを回避しやすくなります。
ルアー(慣れてから)
ソイ・ガヤなどの根魚を夜釣りで狙う釣り方。楽しめますが技術が必要です。最初は無理にやらなくてOKです。サビキで釣れる感覚をつかんでからチャレンジしてください。
釣れない時の対処法
利尻島では釣れない時の判断が重要です。粘るより動く方が結果につながりやすいです。
- 港を移動する:沓形港で釣れなければ鴛泊港へ。港ごとに魚の状況が異なるため、移動が有効なことが多いです。
- サビキ→投げ釣りに切り替える:群れが入っていない時は底物狙いに切り替えると釣果が安定します。
- 風が強ければ無理せず撤退:利尻島では釣り場を増やすより「風が弱い場所へ移動する判断」が大切です。
無理に粘らず状況を判断して動くのが、利尻島で釣果を出す最も重要なコツです。
風が強い日の判断基準
利尻島では風の判断が安全と釣果の両方に関わります。以下の状態が見られたら、港を移動するか無理せず中止するのが安全です。
- 波が高くなっている:波高1m以上になると仕掛けが安定しません。
- 白波が立っている:沖に白波が見えたら風が強まっているサインです。
- 立っているのが不安定に感じる:体感で「ふらつく」と感じたら即撤退してください。
「晴れているから大丈夫」という判断は禁物です。利尻島は急に風が強まることがあります。天気予報だけでなく、現地の風の状況を常に確認しながら釣りをすることが重要です。
失敗しない持ち物リスト
利尻島では装備で快適さと安全性が大きく変わります。特に「予備仕掛け」と「ヘッドライト」は必須レベルです。
| アイテム | 重要度 | 理由 |
|---|---|---|
| 防風・防寒ウェア | ★★★ 必須 | 夏でも風で体感温度が急低下する |
| 滑りにくい靴 | ★★★ 必須 | 足場が高く濡れた護岸は危険 |
| ライフジャケット | ★★★ 必須 | 転落リスクがある。子ども連れは特に必須 |
| 予備仕掛け(多め) | ★★★ 必須 | 風で絡みやすい。利尻では特に多めが必要 |
| ヘッドライト | ★★★ 必須 | 夜釣り・朝まずめは視界確保が安全に直結 |
| 予備電池・モバイルバッテリー | ★★☆ 重要 | 離島では補充しにくい |
| プライヤー+手袋 | ★★☆ 重要 | フック外し・防寒・ケガ防止 |
| クーラーボックス | ★★☆ 重要 | 釣れた魚の持ち帰りに必要 |
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利尻島ならではの注意点
- 天気が変わりやすい:晴れていても急に風雨が強まることがあります。天気予報のこまめな確認が必須です。
- 風の影響を受けやすい:遮るものが少ない離島のため、本州や北海道本島より風の影響が強く出ます。
- 荷物は軽めにまとめる:レンタカー・徒歩での移動が多いため、コンパクトな装備が有利です。
- 車移動前提で考えると楽:島内は公共交通が少なく、複数の港を移動するにはレンタカーが実質必須です。
- 事前に道具を揃えておく:現地の釣具店は沓形エリアの「つり具のマリン」のみ。品揃えに限りがあるため、メインの道具は出発前に準備してください。
利尻島の釣具店・アクセス情報
つり具のマリン(沓形エリア):釣具・エサ・仕掛け・氷を取り扱い。営業時間は6:00〜18:00(季節により変動)。
セイコーマート利尻店:簡易的な釣具や冷凍エサの取り扱いあり。飲食物・防寒具の補充にも使えます。
アクセス:稚内港からフェリーで鴛泊港まで約1時間40分、または札幌(丘珠空港)から利尻空港まで約50分(ANA季節便)。
よくある質問(FAQ)
Q. 利尻島は初心者でも釣れますか?
釣れます。沓形港の内側でサビキ釣りをすれば、条件が合えば短時間でチカが複数釣れることもあります。特に朝まずめが最も釣果が出やすい時間帯です。
Q. 風が強い日はどうすればいいですか?
港の内側(風裏)に移動するのが基本です。白波が立っていたり立っているのが不安定に感じるレベルになったら、無理せず撤退してください。
Q. 利尻島まで釣り道具を持ち込めますか?
フェリー・飛行機ともに釣り道具の持ち込みは可能ですが、荷物が多いと移動が大変です。竿はコンパクトな振出竿を選ぶなど、軽量化を意識すると楽になります。
Q. 冬でも釣りはできますか?
できますが難易度が上がります。防寒が不十分だと釣りどころではないレベルの寒さになります。初心者には春〜秋の釣行を強くおすすめします。
Q. 子ども連れでも大丈夫ですか?
沓形港の整備された護岸なら比較的安全です。ライフジャケットを必ず着用させ、足場の端には近づけないようにしてください。
まとめ|まずは沓形港でサビキから始めよう
利尻島の釣りをまとめます。
- 初心者は沓形港からスタート:足場安定・釣具店近く・サビキで安定した釣果
- 朝まずめ・夕まずめが狙いやすい:この時間帯に集中するだけで釣果が変わる
- 投げ釣りは保険として有効:サビキが外れた日でもカレイが狙える
- 風が強い日は無理せず移動:港を変える判断が安全と釣果の両方に有効
- 事前の装備準備が特に重要:離島のため現地での調達は限られる
利尻島は自然条件の影響が大きい釣り場ですが、ポイントを押さえれば初心者でも十分楽しめます。まずは1匹釣る体験から始めてみてください。
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