春の訪れとともに、足元に広がるピンクや紫のじゅうたん。
そんな華やかな景色をつくるのが「芝桜(シバザクラ)」です。
地面に沿って咲くその姿は、まさに“春のグラウンドカバープランツの主役”。
この記事では、芝桜の特徴・育て方・おすすめの活用法まで、初心者でもわかりやすく紹介します。

目次
こんな悩みはありませんか?
- 毎年、春先の庭が少し寂しい
- 雑草対策としてグラウンドカバーを探している
- 明るく映える花を植えたいけど、お世話が大変そうで心配
- 長く楽しめる花を植えたいけど、毎年植え替えるのは面倒…
そんな方におすすめなのが、丈夫で手がかからない芝桜です。
芝桜の魅力とは?
芝桜は、春になると地面一面に広がって咲き誇る多年草。
桜に似た小花が、ピンク・白・紫などカラフルに咲き、まるで花のカーペットのよう。
主な特徴
- 開花時期:4月〜5月頃
- 草丈:5〜15cm程度で横に広がる
- 耐寒性・耐暑性:強く、冬越し・夏越しも比較的容易
- 多年草:毎年繰り返し咲く
- 種類が豊富:色や模様にバリエーションがあり、見た目に飽きない
特に注目したいのは、グラウンドカバーとしての性能の高さ。
密に育つため、雑草の侵入を抑える効果も期待できます。
芝桜の育て方|初心者にもやさしい!
1. 植え付け時期
秋(9〜10月)または春(3〜4月)が適期です。
ただし、真夏や真冬は避けましょう。
2. 日当たりと土壌
- 日当たりの良い場所がベスト
- 水はけの良い土を好みます(粘土質の土地では根腐れに注意)
3. 水やり
- 根づくまではしっかりと水やり
- 根づいた後は乾燥に強いため、水やりは控えめでOK
4. 肥料
- 春の芽出し前に緩効性肥料を与えると生育が安定
- 肥料過多は花付きに影響するので控えめに
5. 刈り込み
- 開花後に刈り込むと、株が蒸れず形よく育つ
- 茂りすぎた部分は間引きも有効
グラウンドカバーとしての活用アイデア
芝桜は、地面の緑化・雑草対策・斜面の土止めにも最適。
また、以下のような場所で美しく映えます:
- 駐車場やアプローチ脇
- 花壇の縁取り
- 石垣や傾斜地のカバー
- 庭の一角に「芝桜ゾーン」を作る演出
毎年咲くので、植えておけば春の風景がぐっと華やかになります。
芝桜を育てるときの注意点
芝桜は丈夫ですが、いくつかの点には注意しましょう。
- 蒸れに弱い:梅雨時や真夏は、風通しを意識して刈り込みや間引きを
- 根腐れのリスク:排水性の悪い場所には砂や腐葉土を混ぜて改善
- 広がりすぎ注意:庭の一部だけに限定したい場合は縁取りやブロックで区切ると◎
まとめ|春の風景に芝桜という選択を
芝桜は、春の庭や道端をパッと明るく彩ってくれる頼もしい存在です。
見た目の美しさはもちろん、雑草対策や土壌保護にも役立ちます。
手間も少なく、毎年咲いてくれる芝桜を、ぜひあなたの暮らしにも取り入れてみてください。
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