はじめに
北海道の釣り人なら誰もが憧れる、釣りの聖地・登別。太平洋に面した絶好のロケーションに恵まれ、四季を通じて様々な魚種が獲れることで知られています。今回は、登別近郊で味わえる贅沢な釣り体験について、詳しくご紹介したいと思います。
釣れる魚種
登別の釣りで狙える代表的な魚種をご覧ください。豊富な海の幸に出合えるはずです。
ヒラメ
登別では早くも4月からヒラメの活況シーズンが到来します。特に室蘭沖は絶好の釣り場で、40cm超の大物が連日舞い込んでいます。こぎれいなフラットフィッシュで、美味の代名詞でもあるヒラメは、釣り人垂涎の的。やはり釣り人なら一度は狙ってみたい人気の的です。
ヒラメは主に船釣りで狙われますが、時にはショア釣りでも魅惑の大物が現れるのが醍醐味。ショアのみで十分に堪能できますから、始めたばかりの釣り初心者も挑戦しやすいかもしれません。
サクラマス
春から初夏にかけては、鮮やかな紅身が特徴のサクラマスが旬を迎えます。登別港から出船する遊漁船「萬漁丸」では、1〜2.5kgのサクラマスの他、なんと6kgを超すキングサーモンの大物も舞い込んでいるそうです。ジギングでの釣果も好調で、GW期間は格好の釣り物件でしょう。
サクラマスは食味も抜群で、きめ細かい肉質が自慢です。釣り人の他、グルメ愛好家にもぜひ食してほしい味わい深い魚介類と言えるでしょう。
ソイ
登別の名物と言えば、やはりソイ(クロソイ)が代表格です。夏場に旬を迎えるこの魚は、引きが強烈でルアーフィッシングを楽しめるのが最大の魅力。14gのジグヘッドに「エコギアのウォーターメロン」ワームなどを打って、ファイティングポーズを堪能するのがソウルです。
投げ釣りでもアブラコやタカノハカレイなどの根魚が期待でき、ワインディングでは小鮎やガヤといった青物にもエンカウンター。根魚から青物まで、手堅く楽しめるのがソイ狙いの醍醐味と言えるでしょう。
イチオシ釣り場
登別では、この様々な魚種に出会えるイチオシの釣り場がいくつかあります。
登別漁港
登別の中心に位置する登別漁港は、まさに釣りの本場と言えるスポットです。国道沿いにあり、コンビニやスーパー、飲食店なども近くにあって利便性が高いのがポイント。女性や初心者にも気軽に利用できる環境が整っています。
鮭の秋シーズンが到来すると、ここは全国から多くの鮭釣り人で賑わいます。時期をずらせば、比較的ゆったりとした雰囲気で釣りを愉しむことができるでしょう。近隣には水族館やレジャー施設もあり、家族連れで訪れるのにも適した場所だと言えます。
西岸通り
西岸通りのショアエリアは、浜から直接ルアーを投げ込めるのが魅力的です。釣行記録を更新し続ける常連さんの活躍が伝えられていて、まさに「実釣会場」と呼ぶにふさわしい雰囲気があります。
このエリアで最近釣れているのは、14gジグヘッドに「エコギアのウォーターメロン」ワームを絡めたリグが効果的とか。デカパラメや立派なクロソイが数多く舞い上がっているようですね。釣りクラブのホームグラウンドとしても愛されている賑わいを感じるスポットです。
関連施設
登別には、釣りを始めるにあたってお世話になる施設や、釣り以外にも立ち寄れるスポットがいくつかあります。
釣具店
登別にはいくつか釣具店が点在しており、釣り用品の補給や最新情報の収集に便利です。特に西岸通りの店舗では、スタッフから詳しい釣り情報を得ることができ、出船組とも情報共有されているそうです。釣りデビューを検討している際の相談窓口として頼れる存在となるでしょう。
マリンパークニクス
登別駅から徒歩圏内にある「登別マリンパークニクス」は、釣りの合間に家族で立ち寄れる人気の水族館施設です。太平洋に面した好立地で、様々な海洋生物の生態を間近に観察できる魅力があります。子供連れのファミリー層でも十分に楽しめるスポットです。
