「日陰が多くて庭が暗く見える…」「明るい印象のグランドカバーが欲しい!」 そんなあなたにおすすめなのが、リシマキア・ヌンムラリア(オーレア)です。
黄緑色の葉が地面を這うように広がり、日陰の庭でも明るく爽やかな印象に。強健で管理がラクなため、初心者にも扱いやすいグランドカバー植物です。
この記事では、リシマキア・ヌンムラリア(オーレア)の特徴、育て方、活用法、注意点まで詳しく解説します。

リシマキア・ヌンムラリア(オーレア)とは?──日陰の庭を明るく彩るカラーリーフ
リシマキア・ヌンムラリアは、サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で、ヨーロッパ原産のほふく性植物です。園芸品種「オーレア」は、明るいライムグリーンの葉が特徴。
草丈は5〜10cmと低く、地面を這うように広がるため、雑草対策にも有効なグランドカバーとして重宝されています。春〜初夏に黄色の花も咲き、葉とのコントラストが美しい点も魅力です。
リシマキア・ヌンムラリア(オーレア)の特徴
1. 明るい黄緑の葉が目を引く
一般的な緑の葉と異なり、鮮やかな黄緑色(ライムグリーン)の葉が日陰でも庭をパッと明るくしてくれます。
2. 半日陰〜日陰でも元気に育つ
日陰に強いため、北側の庭・建物の陰・樹木の下など、日照条件が悪い場所でも育ちます。
3. 春〜初夏に黄色の小花が咲く
葉だけでなく花も楽しめるのが嬉しいポイント。ライムグリーンの葉と黄色の花の組み合わせは相性抜群です。
4. 横に這うように広がるグランドカバー
ほふく性が強く、放っておいても地面を覆っていきます。雑草抑制や土の乾燥防止にも役立ちます。
5. 手入れもラクで初心者向き
強健で、病害虫の心配も少なく、年間を通して目立った管理作業は不要。初心者にも扱いやすい植物です。
リシマキア・ヌンムラリア(オーレア)の育て方
適した環境
- 日照:半日陰〜日陰でOK。明るい日陰が理想です。
- 土壌:湿り気のある土を好みますが、排水も良いものを選びましょう。
植え付け
- 時期:春または秋が最適(3〜5月/9〜10月)
- 株間:20〜30cmほど空けて植えると、1〜2年でしっかり広がります。
水やりと肥料
- 水やり:地植えは基本的に雨任せでOK。乾燥が続く場合は水やりを。
- 肥料:特に必要ありませんが、春に緩効性肥料を与えると生育がよくなります。
リシマキアの活用アイデア
日陰スペースの彩りに
暗くなりがちな日陰に植えると、明るい葉色が映えて空間が一気に華やかになります。
鉢植え・寄せ植えのアクセントに
明るいライムグリーンは他の草花との相性も良く、寄せ植えでも映えます。垂れ下がる性質も活かせます。
石やレンガのすき間に
横に這う性質を活かして、園路や敷石の隙間に植えると、ナチュラルな雰囲気の庭に。
リシマキアを育てる際の注意点
- 蒸れに注意:高温多湿になると蒸れて傷むことがあるため、風通しの良い場所で管理しましょう。
- 広がりすぎに注意:非常に繁殖力が強く、他の植物のスペースを圧迫することも。植える範囲を区切ると安心です。
- 寒冷地では地上部が枯れることも:霜で一時的に地上部が枯れますが、春にはまた芽吹きます。
まとめ:リシマキア・ヌンムラリアで日陰も明るい庭に
リシマキア・ヌンムラリア(オーレア)は、日陰に強く、明るくナチュラルな雰囲気をつくれるグランドカバーです。
強健で手間いらず、花も楽しめるカラーリーフは、庭づくりの引き立て役として大活躍。とくに「日陰で育つおしゃれな植物」を探している方にはぴったりです。
ぜひ、あなたの庭にもリシマキアの明るさを取り入れてみませんか?
