はじめに
北見地域は、四季折々の自然の恵みによって様々な釣り場に恵まれています。豊かな川や湖沼には多種多様な魚が棲息し、釣り人を魅了してきました。本記事では、北見の釣り事情について、詳しく解説していきます。
オホーツク海沿岸の釣り
北見市から車で1時間ほど行けば、オホーツク海沿岸に到着します。この地域では、アキアジ、イカ、カレイなどの魚が狙えます。
アキアジジギング
夏場になると、沿岸ではアキアジジギングが人気を集めます。ゼスタフラップQRのアキアジバージョンは、釣り人に大変高い評価を受けているルアーです。6月下旬から8月上旬がベストシーズンとなります。
アキアジジギングは、ボートから行うのが一般的です。沖合の良いポイントを狙って、ジギングを楽しむことができます。北見市から近い常呂漁港やサロマ湖の栄浦漁港から舟を借りることができます。
イカ釣り
夏から秋にかけては、イカ釣りのシーズンになります。オホーツク海沿岸のイカは高級品種と言われ、釣り人の的となっています。釣り方は様々で、ルアー、オキアミなどが使われます。
イカ釣りのポイントは、港の周辺や防波堤の根元など、水深の浅い場所が良いでしょう。満潮時に釣り糸を垂らすと、イカが寄ってくる可能性が高くなります。
カレイ釣り
春から秋にかけては、カレイ釣りが楽しめます。特にサロマ湖のワッカ第2湖口は、大物カレイの名所として知られています。エサはオキアミやイカナゴが効果的です。
カレイ釣りは、底物釣りの形態をとります。重りを使って糸を沈め、エサを底に這わせることが重要です。釣れたカレイは美味しく、調理して食べるのがおすすめです。
釣り堀・渓流釣り
オホーツク海沿岸に加えて、北見市内や近郊にも釣りスポットが点在しています。管理された釣り堀や、渓流釣りが楽しめます。
つりぼり厚和
北見市にある「つりぼり厚和」は、人工の釣り堀です。ここではルアーやフライを使ってイトウ釣りができ、子供から大人まで楽しめます。春から秋がベストシーズンとなります。
つりぼり厚和では、毎年5月にイトウの放流が行われます。放流後は釣りやすくなるので、この時期を狙うのがおすすめです。初心者も安心して楽しめる環境が整っています。
渓流釣り
北見市の周辺には、数多くの清流が流れています。これらの渓流では、ニジマス、ヤマメ、イワナなどの魚が棲息しており、釣り人に人気があります。
渓流釣りは、自然豊かな景色を眺めながら釣りを楽しめるのが醍醐味です。釣り場へのアクセスが少し大変な場合もありますが、その分人気のない穴場スポットを見つけられる可能性も高まります。
湖沼釣り
北見地域には、数多くの湖沼が点在しています。中でも阿寒湖やサロマ湖などは、釣りスポットとしても名高い存在です。
阿寒湖
阿寒湖は、マス釣りの名所として知られています。夏場のアメマスやヒメマスの釣り、そして冬の氷上釣りが人気を集めています。釣れる魚の種類も豊富で、好機を狙えばニジマスやペーリーなども期待できます。
阿寒湖では、毎年2月上旬に「フィッシュランドカップわかさぎ釣り大会」が開催されます。この大会には、全国から強者が集まり、熱戦が繰り広げられます。ワカサギ釣り愛好家なら、一度は参加を検討してみる価値があるでしょう。
サロマ湖
サロマ湖は、北海道を代表する内水面漁場です。湖内には様々な魚種が棲息しており、釣り人の憧れの的となっています。特にワカサギ、ヒメマス、カレイなどの釣りが盛んです。
冬場の氷上釣りでは、ワカサギやマスが狙えます。暖かくなると湖面が解けるので、カレイ釣りや船釣りが楽しめるようになります。湖畔には釣り具店やレンタルボートなどの施設も整っています。
まとめ
以上、北見地域の釣りについて、詳しく解説してきました。オホーツク海沿岸、釣り堀、渓流、そして湖沼と、様々なスポットでさまざまな魚が狙えることがわかりました。釣りは北見の大きな魅力の一つであり、訪れる価値は十分にあると言えるでしょう。釣り人のみなさん、北見に足を運んでみてはいかがでしょうか。