自転車で健康的な生活を!生活習慣病を予防し、長寿を目指そう!

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自転車に乗ることは楽しみだけではなく、生活習慣病を原因とした病気の予防にも役立てることが出来ます。

ここでは生活習慣病とは何か?、運動がどのような効果をもたらすか?を紹介し、皆さんが生活習慣病を予防し健康に長生きするためのお役に立てて頂ければ幸いです。

目次

生活習慣病とは

昔は加齢が原因で発症すると考えられていたため「成人病」と呼ばれていました。しかしながら近年の研究で生活習慣が元となって発症することがわかり「生活習慣病」と呼ばれるようになりました。 具体的には食事、運動、喫煙、ストレスなどが大きく関与していると言われています。

生活習慣病 (参考;厚生労働省)

食生活が原因で発症する病気は高血圧症、脂質異常症、糖尿病、肥満症、大腸癌、歯周病などがあります。運動不足が原因で発症する病気は高脂血症、脂質異常症、糖尿病、肥満症などがあります。

これらが進行すると、心筋梗塞や脳梗塞などの血管の病気になるリスクが高まります。喫煙は肺癌、慢性気管支炎、血管の病気になるリスクを高め、過度な飲酒は肝硬変や脂肪肝などの肝臓の病気になるリスクを高めます。

生活習慣病は、一度発症してしまうと薬を飲み続けたり、通院が必要になったりなど長く付き合っていく必要があります。そのため、発症しないように食生活を改善し、運動不足を解消することで生活習慣病を予防することが最も大切になってきます。ただし、発症後も運動による改善効果が認められていますので食生活の改善、運動不足の解消を行って生活習慣病を改善して頂ければと思います。

動脈硬化とは

動脈硬化の危険因子に年齢、性別などが入っている資料もいくつかありますが、ここでは年齢、性別の含まれていないものを参考にしています。

家族歴以外は生活習慣病が動脈硬化の主な原因です。そのため生活習慣を見直すことで予防・改善が可能です。

動脈硬化の危険因子 (参考:国立循環器病研究センター)

動脈硬化が重症化すると脳梗塞、心筋梗塞などの血管の病気になるリスクが高まります。脳梗塞、心筋梗塞は日本の死因の5本指に入る病気です。また、後遺症の残る可能性のある病気なので一度発症すると後遺症を抱えながら生活する必要があります。

そのため、健康に長いきするために動脈硬化のリスクを減らす必要があります。そして、動脈硬化のリスクを減らすためには生活習慣病の予防・改善を行う事が大切となります。

参考:厚生労働省

運動による生活習慣病の予防効果

いままでに様々な研究が行われ、運動には生活習慣病の予防・改善効果があることがわかってきました。筋力トレーニングで骨格筋量を増加させ、有酸素運動を行う事で生活習慣病の予防・改善効果が認められています。また、食事の改善を運動と合わせて行うことで、より効果的に生活習慣病の予防・改善を行う事ができると言われています。

推奨される運動方法

有酸素運動
  • エルゴメーター
  • トレッドミル
  • サイクリング
  • 水中ウォーキング など
運動方法

運動の時間:30分~60分程度

運動の強さ:少し息が弾む程度

運動の頻度:週2~5回

筋力トレーニング
  • 脚の筋力トレーニング (スクワット、カーフレイズ など)
  • 腕の筋力トレーニング (ダンベル など)
  • 体幹の筋力トレーニング (腹筋、背筋運動など)
運動方法

運動の回数:8~12回、2~4セット

重りの重さ:軽い~重い程度

運動の頻度:週2~3回

参考:厚生労働省

生活習慣病の予防に推奨される運動の一つにサイクリングが含まれています。

サイクリングと合わせて筋力トレーニングを行う事でさらに生活習慣病の予防効果が高まります。また、間食の多い方は食生活の見直しも合わせて頂けると一層の効果が期待されます。

まとめ

生活習慣病の予防としてサイクリングは有効です。自転車に乗って生活習慣病を要望し、健康寿命を延ばして、何歳になっても自転車に乗っていれたらと考えています。皆さんが少しでも生活習慣病の予防に興味を持っていただけたら幸いです。

他にも脱水、熱中症などの症状も場合によっては重篤な合併症を起こすのでこまめな水分補給など心がけて下さい。

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この記事を書いた人

はじめまして、「あま」と申します。

北海道在住の医療職。EZR(無料統計ソフト)に出会い統計に興味を持ち、現在も学習中です。
コロナをきっかけに雪のない時期の移動手段を交通機関から自転車に変更。気が付けば自転車にはまり簡単なパーツ交換は自分で行っています。
統計、自転車を中心に皆さんのお役に立てる情報を発信したいと思い、ブログを始めました。

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