
目次
はじめに
海釣りは、手軽に始められながらも奥が深く、多くの人に愛されている趣味です。狙う魚や釣り場に応じて、適切な「仕掛け」を選ぶことが、釣果を左右する大きなポイントとなります。本記事では、代表的な海釣り仕掛けを種類別に紹介し、それぞれの使い方や選び方のコツをわかりやすく解説します。初心者から中級者まで、釣果アップを目指す方に役立つ内容です。
サビキ釣り|小魚狙いの定番仕掛け
特徴: アジやイワシなどの小型魚をまとめて釣れる、最も手軽な仕掛け。
主なタイプ
- 標準サビキ:初心者向け。シンプルで扱いやすい。
- カゴ付きサビキ:エサ(アミエビ)を入れて集魚効果アップ。
- ジグサビキ:ルアー釣りとサビキを融合。青物狙いにも。
選び方のポイント
- 針のサイズ:魚が小さい時は3〜4号、大きめのサバなどは7〜8号。
- 仕掛けの長さ:堤防なら1.5m前後、船釣りでは2m以上。
投げ釣り|遠くの海底を狙う仕掛け
特徴: 砂浜や堤防から仕掛けを遠投し、カレイやキスなど底物を狙う。
主なタイプ
- 天秤仕掛け:オーソドックスで初心者にも◎
- 胴突き仕掛け:アタリが取りやすく、根掛かりに強い。
- ぶっこみ仕掛け:大型魚狙いに。強度・耐久性重視。
選び方のポイント
- オモリの重さは、遠投距離や波の強さに応じて調整。
- 根の多い場所では胴突きで、砂地では天秤がおすすめ。
ウキ釣り|目でアタリが見える人気スタイル
特徴: ウキの沈みや揺れで魚の反応がわかりやすく、見て楽しい釣り方。
主なタイプ
仕掛け | 特徴 | 対象魚種 |
---|---|---|
連玉仕掛け | ハリス複数。仕掛け全体が軽い。 | メバル、サヨリ |
ウキフカセ釣り | 軽いエサを流しながら誘う。 | チヌ、グレ |
カゴ釣り | コマセで集魚効果抜群。 | 青物 |
選び方のポイント
- 潮流が速ければ重めのウキやオモリを使用。
- 浅場は細めの仕掛け、深場や磯は太めで対応。
ルアー釣り|動かして誘うアクティブな釣り方
特徴: 擬似餌を使い、巻き方や動きで魚を誘う。アジング・シーバスなどに人気。
代表的なルアー
- ミノー/シンペン:表層〜中層向き。シーバスやメバルに。
- メタルジグ:底まで沈み、青物やヒラメに有効。
- ワーム(ソフトルアー):根魚・アジなどに抜群。
コツと注意点
- 動かし方が命:リトリーブ(巻き)やトゥイッチ(誘い)を使い分ける。
- ルアーチェンジを積極的に:色・重さ・形で反応が変わる。
まとめ|仕掛けを知れば海釣りがもっと楽しくなる
海釣りには、魚種や環境に応じた仕掛けが多彩に存在します。今回紹介したサビキ・投げ釣り・ウキ釣り・ルアー釣り、それぞれに特徴があり、使い分けることで釣果は大きく変わります。初心者の方も、自分に合ったスタイルを見つけて、まずは1種類から始めてみましょう。仕掛けの知識を深めることで、海釣りはもっと奥深く、もっと楽しくなります。
よくある質問(Q&A)
Q. サビキ釣りはいつが釣れやすいですか?
A. 朝マヅメや夕マヅメ(夜明けや日没前)が特に活性が高く、釣れやすいです。
Q. 投げ釣りで根掛かりが多い場合は?
A. 胴突き仕掛けを使う、針数を減らす、オモリを軽くするなどの工夫が有効です。
Q. 初心者向けのルアーは何がおすすめ?
A. 小型のメタルジグやワームは扱いやすく、反応も取りやすいのでおすすめです。
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