【忙しい人の庭にぴったり】クリーピングタイムの魅力と育て方|花と香りが楽しめるグランドカバー

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「草取りが面倒だけど、花のある庭を楽しみたい」
「香りがよくて見た目もかわいいグランドカバーが欲しい」

そんな方におすすめなのが、クリーピングタイム(這うタイム)です。

タイムというと料理用のハーブを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、クリーピングタイムは見てよし・嗅いでよし・踏んでよしの三拍子そろったグランドカバー植物。

この記事では、忙しい現代人の庭にもぴったりなクリーピングタイムの魅力、育て方、活用法、注意点をわかりやすく紹介します。

目次

クリーピングタイムとは?

クリーピングタイム(這うタイム)は、シソ科イブキジャコウソウ属の多年草。
草丈は5〜15cmほどと非常に低く、横に這うように広がります。
和名では「イブキジャコウソウ」とも呼ばれ、日本でも古くから親しまれています。

初夏になると、地面を埋め尽くすようにピンク〜紫の小花をたくさん咲かせ、やさしい香りを放ちます。
見た目だけでなく、香りも楽しめる、まさに癒し系のグランドカバーです。

特徴|クリーピングタイムの魅力5選

1. 初夏に花が一面に咲く

5〜6月頃に地面いっぱいの小さな花を咲かせ、まるで花のカーペットのような美しさが広がります。

2. 歩くとふんわり香る

葉や茎に芳香成分を含み、踏まれるとやさしいハーブの香りが立ち上ります。
ガーデンアロマとしても人気です。

3. 丈夫で乾燥に強い

もともと地中海沿岸の乾燥地が原産。水やり不要でも育つほどの強健さで、忙しい方でも安心。

4. 虫がつきにくい

抗菌成分を含むため、虫がつきにくく病害虫に強いのも特徴。ペットや子どもがいる家庭にもおすすめです。

5. 踏みつけに強く芝生代わりにも

踏圧に強く、芝生のように通路や庭に使える植物としても人気。見た目がやわらかく、裸足でも心地よい感触。

育て方|ほぼ放置でもOKの簡単管理

適した環境

  • 日当たり:日向を好むが、半日陰でも育つ
  • 風通し:蒸れに弱いので、風通しの良い場所を選ぶ

植え付けと広がり方

  • 時期:春(3〜5月)か秋(9〜10月)が最適
  • 広がり:1株で30〜50cm以上広がるため、植え付け間隔は30cm程度がおすすめ

水やりと肥料

  • 水やり:定着後は雨頼みでOK。過湿に注意
  • 肥料:痩せ地でも育つが、春に少量の緩効性肥料を与えると生育が安定

活用アイデア|こんな使い方ができます

  • 通路沿いや飛び石の隙間に(踏んでもOK、香りが広がる)
  • 花壇の縁取りに(背丈が低く、主役の植物を引き立てる)
  • グラウンドカバーとして一面に(芝生代わりとしても美しい)
  • 寄せ植えのベースグリーンとして(鉢から垂れる姿も◎)
  • ハーブガーデンの一部に(見た目・香り・実用性あり)

注意点|蒸れと寒さにやや弱い

  • 梅雨時期は蒸れに注意:長雨が続くと蒸れて葉が傷むため、剪定や風通し確保が必要
  • 寒冷地では霜に注意:寒さに比較的強いが、霜が強い地域では冬に地上部が枯れることもあり。春には再生します
  • 雑草との混生は注意:広がるまでに雑草が入り込むこともあるので、初期の除草はこまめに

まとめ|花と香りで癒されながら、手間いらずのグリーンライフを

クリーピングタイムは、香り・花・手軽さを兼ね備えたグランドカバー。
忙しくても庭に彩りや癒しを取り入れたい人にとって、これ以上にちょうどいい植物はなかなかありません。

ふんわり咲く花とやさしい香りを、ぜひあなたの庭でも楽しんでみてくださいね。

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この記事を書いた人

こんにちは、「あま」です!コロナをきっかけにサイクリングを始め、今では風を切って走るのが大好きです。このブログでは、日々の気になることや発見を雑記として発信しています。あなたの生活に役立つ情報や、ちょっとしたヒントをお届けできれば嬉しいです。ぜひ一緒に楽しんでいきましょう!

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