春や秋の庭をふんわり優しく彩る「アリッサム」。
小さな花がこんもりと広がる姿は、まるでカラフルな雲のよう。
香りも楽しめるアリッサムは、グラウンドカバープランツとしても人気があります。
この記事では、アリッサムの特徴・育て方・活用アイデアを、初心者にもわかりやすくご紹介します。

目次
こんな悩みはありませんか?
- 植木鉢や花壇の足元が物足りない
- 雑草が目立つ場所を花でカバーしたい
- 手入れが簡単で長く咲く花がほしい
- 寄せ植えにアクセントを加えたい
そんなときにぴったりなのが「アリッサム」。
丈夫で管理がしやすく、花付きも良いため、ガーデニング初心者にもおすすめです。
アリッサムってどんな花?
アリッサム(スイートアリッサム)は、アブラナ科の一年草または多年草。
密集した小花がクッションのように咲き広がり、やさしい甘い香りも楽しめます。
主な特徴
- 開花時期:春(3〜6月)・秋(9〜11月)
- 草丈:10〜20cmほどで横に広がる
- 花色:白、ピンク、紫、ラベンダー、濃淡ミックスなど豊富
- 香り:甘い香りが特徴(特に白い花に強い)
特に注目したいのは、寄せ植えやグラウンドカバーとしての使いやすさ。
ボリューム感がありながらも主張しすぎず、他の植物とも調和します。
アリッサムの育て方|初心者でも失敗しにくい!
1. 植え付け時期
春まき:3〜5月頃
秋まき:9〜10月頃(暖地では越冬も可)
2. 日当たりと土壌
- 日当たりの良い場所を好む(半日陰でも可)
- 水はけの良い土に植えるのがポイント
3. 水やり
- 乾いたらたっぷりと
- 湿気が多いと根腐れの原因になるので、過湿は避けましょう
4. 肥料
- 開花期間が長いため、定期的な追肥が効果的
- 液体肥料を10日に1回程度与えると花付きが良くなります
5. 切り戻し
- 一度咲き終わった後に切り戻すと、再び花が咲くこともあります
- 蒸れ防止にもなるので梅雨前におすすめ
活用シーン|アリッサムが映える場所は?
アリッサムは幅広い場所で活躍します。たとえば…
- プランターや鉢植えの縁取り
- 花壇の前面や縁どり
- 階段やアプローチの足元
- ロックガーデンや石垣のすき間に
- 菜園のコンパニオンプランツとして(虫除け効果も)
ふわっとした花姿は、ナチュラルガーデンやカントリースタイルに特にマッチします。
アリッサムを育てるときの注意点
丈夫な植物ですが、以下の点には気をつけましょう:
- 高温多湿に弱い:梅雨〜真夏は蒸れに注意し、風通しを確保
- アブラムシがつきやすい:見つけたら早めに駆除
- 連作障害に注意:同じ場所への繰り返し栽培は避ける
まとめ|香りも彩りも楽しめるアリッサムを庭に
アリッサムは、小さな花が織りなすカラフルなじゅうたんのような存在。
丈夫で育てやすく、花期も長く、香りまで楽しめる万能なグラウンドカバープランツです。
植えるだけで庭の印象がパッと華やかに変わるアリッサム、ぜひ取り入れてみませんか?
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