初心者も安心!自分に合ったタイヤ選びのポイントとおすすめタイヤを紹介!

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タイヤは種類が多すぎてどれを選べばいいか迷ってしまいます。このページでは目的別にタイヤの選び方を紹介しているので少しでも皆さんがタイヤを選ぶ助けになればと思います。

自転車は、フレーム寸法や、ブレーキ位置がホイールのサイズに合わせた設計になっているため車の様に簡単にタイヤのインチ数を変えることは難しいです。また、ホイールによって使えるタイヤタイプが異なるので事前に確認が必要です。タイヤを買う前に自分のホイールに合うタイヤを確認してください。

目次

ホイールに合ったタイヤを選ぶ

タイヤの種類は3種類です。ホイールタイプによって使えるタイヤが異なるので注意してください。

クリンチャータイヤの中にチューブを入れて使うタイプ。
最も普及していてパンク修理、交換が簡単。
チューブレスチューブを使わないタイヤ。密閉構造をもった専用ホイールが必要。
低圧でもパンクしにくい。エア抜けが早く、高価。
チューブラーチューブをコタイヤで包んで一体化したもの。
リムセメントと呼ばれる接着剤や、専用の両面テープでホイールに装着する。
パンク修理が難しく、パンクしたら交換の場合が多い。
タイヤの種類
ホイールタイプクリンチャータイヤチューブレスタイヤチューブラータイヤ
クリンチャー用××
チューブレス用×
チューブラー用××
ホイールごとの使えるタイヤ

タイヤのインチ数、幅を確認

私がよく見るのは700-25cなどの表記です。「700」の部分は自転車の外径を表し、「25」はタイヤの幅をミリメートルで表しています。

まずは今使っているタイヤサイズの表記を確認し、同じ外径のタイヤを選びます。

次に太さを選びます。メーカーの違いなどあり一概には言えませんが、タイヤの幅が狭いほど空気圧を高くすることが出来ます。

タイヤの空気圧を考える

最適な空気圧はメーカー、種類、路面によって異なります。

一般的に空気圧が高いほどタイヤが固くなり、転がり抵抗が小さくなるため、滑らかな路面ではタイヤが細いほど楽に、速く走れることになります。しかしながら、凹凸のある路面では路面の衝撃を吸収しずらくなるため体への衝撃が大きくなります。

ひと昔前のタイヤの幅は「23」が主流でしたが、いまは「25」が主流になってきています。これは固すぎて走行中にタイヤが跳ねてしまうと推進力が失われるため継続的に速く走ること難しくなるためと言われています。

したがって、一般の道路は凹凸があるので細ければ早く走れるわけではないことに注意してください。

私が主に走る路面は凹凸があります。以前は「28」を使っていて、その時は路面の衝撃は特に気にしていませんでしたが、「25」を使うようになってしばらくは路面の衝撃で走り難さを感じていました。今も「25」を使っていますがタイヤの最大空気圧より少し圧を落として衝撃を和らげながら使っています。

凹凸の少ない路面では空気圧を上げて、凹凸の多い路面では空気圧を下げると快適に自転車を運転することが出来るようになります。

表記サイズ幅 (mm)推奨空気圧 (kPa/PSI)
700-23C 231050/152
700-25C 25980/142
700-28C 28750/108
一般的なタイヤサイズと空気圧 (※PSIは計算値)

タイヤの色を選ぶ

最近は黒一色ではなく、タイヤによっては様々な色があります。好みの色のタイヤを履いて走るのも楽しみの一つです。

出典:楽天市場

耐パンク性能で選ぶタイヤ (通学・通勤・自転車旅行向き)

PANARACER (パナレーサー) / RACE D EVO4

耐パンク性能強化を強化し、多い荒れた路面や、パンクを避けたいロングライドに対応することを目的としたタイヤです。国産メーカーで比較的どこのショップでも扱っており、手に入りやすいです。

MICHELIN (ミシュラン) / PRO 4 ENDURANCE V2

MICHELINの技術で転がり抵抗を低くし、耐摩耗性とグリップ力を高めたモデルです。乗り心地も滑らかで街乗りにも適しています。

SCHWALBE (シュワルベ) / MARATHON

SCHWALBEのロングセラー。ヨーロッパで高い評価を得ています。耐パンク性が高いため自転車旅行者で使っている方が多いようです。通勤、通学での利用でも活躍します。ただし、重量が重めなので上り坂や、スピードを求める走りには不向きとなっています。

VITTORIA (ヴィットリア) / ZAFFIRO PRO4

高いグリップ力と低い転がり抵抗を両立させたモデル。トレーニング用として幅広いユーザーから支持を得ています。軽量、スピードよりも耐久力、グリップを高めたモデルなので通勤、通学の利用で活躍します。

オールラウンドに使えるタイヤ

Continental (コンチネンタル) / GrandPrix5000

前作から10年かけてリニューアルされたモデル。名作だったと比べて転がり抵抗、耐久性を上げながら軽量化もされています。タイヤサイズ、タイプも幅広く展開しています。値段は若干高めですが、その価値がある1本です。

PANARACER (パナレーサー) / RACE A EVO4

前作のEVO3と比べて転がり抵抗を軽減し、耐久性を向上させたモデル。グリップ力も優れており、天候を問わずに高いグリップ力が維持されます。

ヒルクライムに使えるタイヤ

Panaracer (パナレーサー) / GILLAR

Panaracerシリーズで最軽量のモデルでサイズは23C、25Cの2種類。重量は23Cで160g、25Cで170gとどちらもRace A Evo4と比べて20%程度軽い。従来品より航路がり抵抗を20%軽減しています。

Veloflex (ヴェロフレックス) / Record

重さは135gと超軽量。どんな路面にも適応する柔軟性と転がり抵抗の低さが特徴のモデル。タイヤのサイズは23Cのみ販売しています。

終わりに

今回紹介できたのはタイヤ全体のほんの一部で、自転車のタイヤは数えきれないほど種類があります。

自転車のタイヤは地面に接する唯一のパーツです。タイヤを変えることで全く違う乗り心地になったり、タイヤデザインで好みの雰囲気を出すことが出来ます。

自分好みのタイヤを見つけると、より一層自転車の楽しみが広がっていくので機会があれば色々試して自分好みの1本を探してみてください。

タイヤの「交換時期・目安」については以下の記事で詳しく紹介しています。

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この記事を書いた人

はじめまして、「あま」と申します。

北海道在住の医療職。EZR(無料統計ソフト)に出会い統計に興味を持ち、現在も学習中です。
コロナをきっかけに雪のない時期の移動手段を交通機関から自転車に変更。気が付けば自転車にはまり簡単なパーツ交換は自分で行っています。
統計、自転車を中心に皆さんのお役に立てる情報を発信したいと思い、ブログを始めました。

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