真夏の強い日差しの中でも元気に花を咲かせ続ける「ポーチュラカ」。
乾燥にも暑さにも強く、地面を覆うように広がって咲く姿は、まさに夏の頼れるグラウンドカバーです。
この記事では、ポーチュラカの魅力と育て方、活用のアイデアを初心者向けにわかりやすく紹介します。

目次
こんな悩みはありませんか?
- 夏になると庭の花がすぐに弱ってしまう
- 乾燥しがちな花壇でも元気に咲く花がほしい
- 暑さに強いグラウンドカバーを探している
- 見た目が華やかで手入れが簡単な植物がほしい
そのすべてを満たしてくれるのが「ポーチュラカ」。
初心者でも簡単に育てられ、長く咲いてくれる夏の救世主です。
ポーチュラカの特徴とは?
ポーチュラカは、スベリヒユ科の一年草。南米原産で、暑さや乾燥にとても強く、地面を這うように成長します。
主な特徴
- 開花時期:6月~10月(真夏も咲き続ける)
- 草丈:10〜20cm程度
- 花色:ピンク・赤・黄・白・オレンジなどカラフル
- 性質:乾燥に非常に強い。日光が好き。多湿は苦手
- 日中のみ開花:花は晴れた日の午前〜夕方に咲き、曇りや雨の日は閉じます
真夏の花壇の定番としてガーデナーに親しまれ、道端のグランドカバーや公園の花壇などでも多く使われています。
ポーチュラカの育て方|初心者でも安心!
1. 植え付け時期
5月中旬〜7月初旬がベスト。寒さには弱いので、霜の心配がなくなってから植えましょう。
2. 日当たり
- 1日中よく日の当たる場所がベスト(半日陰では花が咲きにくくなる)
3. 土と肥料
- 水はけのよい土を使用(市販の草花用土でOK)
- 肥料は控えめでOK。与えすぎると葉ばかり茂り花が減る
4. 水やり
- 地植えの場合、ほぼ不要(極端な乾燥時のみ)
- 鉢植えは表土が乾いたらたっぷりと
5. 切り戻し
- 夏の終わりに切り戻すと秋まで再び花を楽しめます
活用アイデア|こんな場所におすすめ
ポーチュラカはどんなシーンでも使いやすく、次のような場所に最適です:
- 花壇の前景や縁取り
- 鉢やプランターの寄せ植えに
- 玄関アプローチの彩りに
- ロックガーデンや砂利地でもOK
- 雑草対策を兼ねた地被植物として
広がるように成長するので、放っておいても自然とカーペット状の花畑ができあがります。
ポーチュラカの注意点
ポーチュラカは丈夫ですが、以下の点には注意しましょう:
- 湿気に弱い:梅雨時や排水の悪い場所では根腐れに注意
- 花が閉じているときは咲き終わりではない:晴天時に開きます
- 寒さに弱い:霜で枯れるため、冬は基本的に一年草扱い
まとめ|ポーチュラカで夏の花壇を鮮やかに
暑さや乾燥に強く、色とりどりの花で地面を明るく彩るポーチュラカは、夏の庭に欠かせない存在です。
管理も簡単で、初心者でも花いっぱいの風景を楽しめます。
この夏は、手軽に育てられるポーチュラカで、庭や玄関まわりに色を添えてみませんか?
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